我が国は、令和2年10月に2050年カーボンニュートラルの実現を宣言し、脱炭素社会の実現に向けて大きく舵を切りました。これを実現する具体的な道筋としてとりまとめた「地域脱炭素ロードマップ」(令和3年6月 国・地方脱炭素実現会議決定)では、「地域脱炭素は地域の成長戦略」ということを掲げています。つまり、脱炭素の主要なフィールドは地域であり、事業スキーム次第では地域課題の同時解決にもつながるものであり、そのためには地方公共団体・企業・住民といった地域のステークホルダーが主体的に脱炭素に向けて取り組むことが重要だと、環境省は考えています。
一方で、地方公共団体における脱炭素に関する人材や専門的知見の不足が課題として指摘されているとともに、特に民生部門・産業部門での脱炭素化は民間企業の取り組みにより達成することが不可欠であり、地方公共団体と経験・ノウハウ・知見を有する民間企業との協働が大切です。企業にとっても、地方公共団体と連携しながら地域脱炭素を進めることによって、ESG経営への対応やビジネスチャンスの拡大など、企業価値を向上させることができます。
本イベントは、地域脱炭素に取組みたい地方公共団体と、脱炭素に関する豊富な経験等を有する民間企業との間で人的ネットワークを構築し、地域脱炭素を推進していくことを目的として開催します。
日時 : 令和7年10月24日(金) 10:00~ 17:00
会場 : ベルサール東京日本橋(東京都中央区日本橋2丁目7番1号 東京日本橋タワーB2)
参加 : 地方公共団体(30団体程度)、民間事業者(60社程度)
参加費 : 無料(参加地方公共団体に関しては、最大2名分の旅費を環境省が負担します。)
次第
10:00 環境省開会挨拶
10:05 イベントのグランドルール説明
10:10 地方公共団体プレゼンテーション
12:15 企業ピッチ(株式会社river・株式会社脱炭素化支援機構)
13:20 ソリューション別グループトーク
14:40 地方公共団体と企業のマッチング会
16:35 名刺交換等交流会
17:00 閉会